若手社員は先輩方の引っ越し手伝い要員

先輩20年程前に勤めていた会社のことです。中堅の精密機器メーカーでした。会社では独身者向けの寮と家族持ちのための社宅があったのですが、どちらも入居に限度があり、独身寮では5年しかいることができません。

結婚して社宅に移るにしても、独身のままアパートで暮らすにしても、独身寮からは出なくてはならないため、結構頻繁に社員が単身引越しします。大概は中堅の先輩であるので、引越しする際には業者を頼まず、若手の後輩社員が動員されることになります。

4トントラックのみを借りて、後輩が5、6人集められ人でのみで荷物が運ばれます。まだ独身で物もそれほど持っていないため、荷物の運搬もそれほど大変ではなかったと思います。ただ20代後半の男性の部屋なので、とてつもなく汚れていました。

若手の後輩にとってもこの引越しの手伝いは割とおいしい仕事で、休日などやることなどほとんどないので暇つぶしにもなるし、終わった後に先輩から食事、お酒とおごってもらうことができたのでした。今でもそういったことが普通に行われているようです。