友達の引っ越しとガレージセール

インテリア関係のスタイリストをしている友達がいます。彼女の事務所は、撮影小物の宝庫。

時々事務所に遊びに行くと、ここは雑貨屋さん?と見間違えるほど、流行の小物がずらりと並んでいます。

年に数回は海外へ買い付けにもいくというだけあって、どの小物も素敵で、輝きを放っています。

その彼女の趣味が引っ越し。定期的に引っ越しをしないと、モノが増えすぎてしまうとの理由から、2~3年に一度、事務所を引っ越すことにしているのです。

引っ越しをする際、彼女は必ずガレージセールをして、もう撮影に使わないモノ、彼女の目から見て流行遅れのモノなどを売りに出し、その売り上げで引っ越し資金をつくり出しています。

このガレージセールの魅力的なことといったら。

南米のどこかで買ってきた木製の壁飾り、ニューヨークで買ってきたキレイな色のゴブレット、作家の卵さんがつくったユニークな花瓶。そんなモノが、信じられないような安値で売りに出されるのです。

当然、彼女のガレージセールには多くの仕事仲間が集まり、みんな引っ越し前の彼女の事務所で掘り出し物を探します。

何しろ一般のお店のセールと違って、彼女のガレージセールは、期間が1日だけ。

その日は、さながら仕事仲間の同窓会のような雰囲気で、集まった仲間とワイワイ会話するのも楽しみの一つになっています。 でも、ある時ふと気づきました。

もしかしたら、みんなが集まる場所と時間を提供するために、彼女は引っ越しをしているのではないかと。

集まる仲間も、実はモノがお目当てではなく、みんなが顔を揃える時間が楽しいのではないかと。

前回の彼女の引っ越しからそろそろ3年。またみんなが集まる機会が、そろそろやってきそうです。